2006年2月27日 / 最終更新日時 : 2006年2月27日 髭じいさん 髭じいさん 昆布の話 近所に住む長老から山芋の「とろろ」をいただいた。自慢するだけあって、さすがに美味い。土を洗い落としておろし金であたり、出汁で緩めたものである。出汁は、恐らく鰹と昆布でとったものだろう。奥さんの話から、昆布は確かである。 […]
2006年2月20日 / 最終更新日時 : 2006年2月20日 髭じいさん 髭じいさん 里芋 若い時にはとにかくジャガイモで、カレーやコロッケ、肉じゃがやポテトサラダがうまかったし、これが当然だと考えてきた。今でもこれらには心惹かれており、嫌になったわけではない。他方けんちん汁や筑前煮に入っている里芋は、粘って歯 […]
2006年2月13日 / 最終更新日時 : 2006年2月13日 髭じいさん 髭じいさん 白山奥院(6) 「越南知」の名義をいくつかの観点から探ってきたが、今回は仏教から「南」に迫ってみよう。ここまで我慢強く読んでこられたのであるから、楽しめる部分も出てきたのではあるまいか。 仏教で用いられる「南無」は、サンスクリットのNa […]
2006年2月6日 / 最終更新日時 : 2006年2月6日 髭じいさん 髭じいさん 雪かき 私の住む岐阜県郡上市は年末から大雪で、家の前の道路をきれいにかくことすら四苦八苦である。更に山奥の明宝や白鳥ではさぞかし辛かろう。ここ数年雪が少なく、スキー場の運営もままならなかったから喜んでいるかと思いきや、降りすぎて […]
2006年1月30日 / 最終更新日時 : 2006年1月30日 髭じいさん 髭じいさん 鏡 気恥ずかしいが、『万葉集』の歌を一つ。女性の作だと思う。 「まそ鏡 手に取り持ちて 見れど飽かぬ 君におくれて 生けりとも無し」(3185) 私は少年期から鏡を見るのが嫌だった。理髪店には前に大きな鏡があり、なるべく見な […]
2006年1月23日 / 最終更新日時 : 2006年1月23日 髭じいさん 髭じいさん 八俣の大蛇(2) -その出身地 オロチはげにも恐ろしいが、その出身地となると幾つか説がある。もうはっきりした根拠は忘れたが確か大陸のオロチ族に関連するとか、本居宣長の出雲説を読んだことがある。 『日本書紀』では、本文と共に一書にもその出身を示す記事はな […]
2006年1月16日 / 最終更新日時 : 2006年1月16日 髭じいさん 髭じいさん 八俣の大蛇(1) 今回は、あの恐ろしい八俣の大蛇に迫ってみよう。蛇を嫌う人が多いと思われるのに、敢えて書くには訳がある。 愚かな私は長年これを探してきたが、その実体どころか、どの辺りにいたのかもさっぱり分からなかった。それもそのはずで、殆 […]
2006年1月10日 / 最終更新日時 : 2006年1月10日 髭じいさん 髭じいさん 日本神話 列島の古代史に関して言えば、神話なる「亡霊」がまかり通っているきらいがある。神話といっても、そのまま歴史と考えてよさそうなものや、その痕跡をはっきり残すものがある。他方で、何らかの利益を得る目的で前後を入れ替えたり、登場 […]
2005年12月31日 / 最終更新日時 : 2005年12月31日 髭じいさん 髭じいさん 来客 ※これはほぼ一年前に没になったものであるが、何故か復活したのである。タイムスリップを楽しんでもらいたい。 今朝、突然来客があった。彼とは長年の付き合いで、いつも良くして貰っている。今日は飛騨地方に雪が降り、山仕事ができな […]
2005年12月26日 / 最終更新日時 : 2005年12月26日 髭じいさん 髭じいさん 温泉 今度、仲間とある温泉へ行けることになった。と言っても、有名な温泉地ではないし、特にうまいものが食えるわけでもない。 雪が積もっていても自転車で仕事場へ行く私には、「温泉」の響きは心地よい。ただ湯につかるだけでも疲れが取れ […]