wonderful live!
ライブの翌日、息子とサッカー遊びをしていて強烈なシュートを受け止めようとして突き指をしました。何十年かぶりの突き指であります。ギターは何日か弾けそうにありません。ライブが終わった後で本当に良かった、と喜ぶ他はありません。
さて、そのライブはというと、久々のフルメンバーでの音圧がそれはそれは気持ちの良いものでした。あまりの気持ちよさに僕はすっかり舞い上がってしまい、使うギターを間違えたり曲順を間違えたり、メンバーやスタッフにおおいに迷惑をかけました。「wonderful life」という曲では数行にわたって歌詞が空白になる、という失態を演じました。この曲はメンバーにお願いしてダブルアンコールの時にもう一回演らせていただきました。
数々の失敗にもかかわらず、手応えは素晴らしく、僕の中ではここ数年で一番テンションの高いライブをすることが出来たと感じています。多くの人の助けを借りて最高の一日を過ごすことが出来ました。僕は果報者であります。
この日の模様は5台のカメラによって記録されました。内容を検討した上で久しぶりのライブ作品にしたいと考えております。予定が決まったらまたご報告します。
ライブ後の打ち上げでは僕のテンションはさらに盛り上がり、延々大騒ぎを続けたようでしたが後ろの方は霞の中でぼんやりしています。明け方の川崎駅の冷気の中で正気を取り戻しました。祭りの後の寒さはたいそう身にしみるものでした。始発の南部線の中で熱狂の余韻に浸りながら僕は寒さに震えておりました。
このような素晴らしい日をまた迎えるためにも、僕はまた曲作りのダンジョンに入って行くのであります。