バブルの犯人

バブルがはじけて10年、今なお「そごう」や「生保」が倒産する。 そして数千億円の天文学的税金がゴミのように消えてゆく。 犯人は誰だ?「参加者全員です」そのとうりだろうが、これでは裁判が成り立たない。 主犯は大蔵省と日銀だろう。 日本企業の活動が世界規模となり製造業の多くが外貨をかせげるようになった。 その外貨は「外為法」等の規制で自由に使うことが出来ない(ラップアカウント-外貨同士での収支決算が不可)。 稼いだ外貨はすべて日本にもちこまざるを得ない。 その外貨額に等しい日本円を何の対策を考えることなく輪転機で作りまくる。 世界的に価値がある金貨ならばいざ知らず紙切れの「紙幣」を増発すれば強いインフレをおこすのは経済学の初歩的な定石である。 日本は生活物資には満ちあふれた国なので、土地、建物、株、ゴルフ会員権、ブランド商品だけが俣ォしてしまった。 この後始末を、バブル成金個人は資産の喪失と破産で、企業は倒産の形で、何の関係もない個人は失業と税金で償わされている。 大蔵、日銀にもゼヒ責任を負わせねばならんが方法がわからない。 だれかアイデアのあるひとは教えて欲しい。