小賢しさ
少し前のNHKのラジオのニュ-スで聞いた面白い(?)話題である。京都の或る古刹(名誉のため名を伏す)の大きな池で、葦などの水草が繁茂する事から、お寺の関係者たちが知恵を絞り、植物を食べる魚を池に放った。草魚と言う魚である。すると、草魚は手当り次第に植物を食べ始め(当然である)、不要な草だけでなく、睡蓮などの大切にしているものまで食べ荒らし始めたので、これはいけないとなって、今度は草魚を駆除をすることになったというものである。何かの寓話にでてくるような話であるが、NHKが真面目くさって報道していたので余計に可笑しかった。空海さんもどこかで嘆いていることであろう。