梅雨の合間

先週は始めから終わりまで断続して雨が降っていた。週末に雨が上がって少しは晴れ間もあり洗濯物を干せるようになったが、どんより曇ったままである。直接に痛手を負わないとしても、バスタオルが乾かないので困ったりする。雨漏りは屋根をなぶってから殆んどなくなった。

本日はまた蒸し暑い。温度が高い上に湿度が高いから、体中に湿気まとわりつくような感じで不快だ。我が家では今週初めてエアコンが稼働した。能力が不十分なのでそれほど冷えないけれども、湿気をとってくれるので、それなりに過ごせるという感じである。これで熱中症対策になっているのかどうか。

週央に大雨警報が出て、小中高校がすべて二日に亘り休校になってしまった。自分の事を振り返ってみれば、台風で休校になりそうな時は遅くまでテレビやラジオにかじりついて情報を追っかけていた。いよいよ休校になったときには何だか得をしたように感じたものだ。ところが現代ではそういうような状況ではないらしい。

高校生はリモート授業で楽はできなかったらしい。タブレットを見ながらなので疲れるし、痒いところにどうしても手が届かないところがある。新型コロナ禍で長期間休校であったわけだし、勉学に滯りがあれば大変だ。つくづく痛めつけられる世代である。

小中学生はそのまま休校だったそうで、さぞかし骨休めができたかと思いきやそうでもないという。大雨警報による自宅待機から休校になった経緯から、気軽に外出できないし、川で泳ぐこともできない。元気な盛りなので、自宅に籠るのはつらいこともあるらしい。二日目にもなると、学校で友達と顔を合す方が楽しいらしい。

これほど晴れ間がないと、畑をやっているわけではないが、それなりに夏野菜が心配である。田舎にいると、誰か彼か畑をやっている人からおすそ分けがある。今年はすでにナスやキュウリなど定番の野菜をはじめ、トウモロコシやインゲン豆などを頂いた。できも悪くなく、例年通りの作のように思える。それほど長雨に影響されなったとみえる。本日は又友人から甘長、ピーマン、漬け物瓜などを分けていただいた。里いもはむしろ例年より作柄がよいという話もある。今後どうなるかは分からないけれども、今週末あたりで梅雨が明けるのであれば、まずまず地野菜は例年通り収穫できそうなので一安心というところ。

郡上でも新型コロナのワクチン接種が始まった。まずは高齢者を対象としているらしく、各町内ごとに日程を決めてやっているようだ。今回は接種希望者に限っていたようで、希望しなかった私は八月以降になるという。あちこちで脅かされて、次回は接種する気になっている。ワクチンが逼迫しなければよいが。                                              髭じいさん

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