2024年12月1日 / 最終更新日時 : 2024年12月1日 髭じいさん 心象 さくさく 言葉にはそれぞれ意味が与えられているので、自分勝手に使ったところで分かってもらうのは難しい。私は「さくさく」という言葉を、枯れ葉を踏む音として認識してきた。乾いた枯れ葉を踏む音が脳裏に残っている。 改めて考えてみると、カ […]
2024年11月25日 / 最終更新日時 : 2024年11月25日 髭じいさん 広域 はげ 「はげ」の語源は「剝ぐ」らしく、その連用形が名詞なったと言う。「皮を剝ぐ」等から考えると、毛を剝いで皮膚が露わになった状態をいうようになったのだろうか。毛髪が抜け落ちる場合は「禿」と言う字を当てる。この辺りの地名となると […]
2024年11月18日 / 最終更新日時 : 2024年11月18日 髭じいさん 点描 髪の毛が抜ける 題名からすれば、とうとうお前も禿げたかと考える向きが多いと思う。相当薄くなってきたのは確かだが、今回はさにあらず、抗がん剤を投与されて髪の毛が抜けたという話である。 碁を打っている仲間の一人が近ごろ顔を出さない。一ヶ月く […]
2024年11月11日 / 最終更新日時 : 2024年11月11日 髭じいさん 広域 曽のつく地名 明宝地区にある水沢上(みぞれ)から出発して、少なくとも岐阜県では「沢」を「そ」と読まれることが多いことを示してきた。更に「平曽」「味曽」「木曽」などの「曽」が「沢(ソ)」からも解釈できると考えた。 これらの他にも「曽」の […]
2024年11月4日 / 最終更新日時 : 2024年11月4日 髭じいさん 点描 猫アレルギー よんどころない事情で猫を預かることになった。数日前の事である。彼女は老猫と言ってよく、かなり大きい。最初は明らかに警戒している様子で、私とは距離をとっていた。私は自分から猫を触ろうとしないので、彼女も警戒を緩めなかったの […]
2024年10月28日 / 最終更新日時 : 2024年11月2日 髭じいさん 広域 ひら これまで継続してやって来たのに、手ごたえのない地名がまだまだ沢山ある。地名は文化遺産なので、さまざまな観点から仮説をたて、議論を重ねる必要がある。「平(ひら)」について言えば岐阜県だけでもかなりの用法があり、これの意味や […]
2024年10月21日 / 最終更新日時 : 2024年10月24日 髭じいさん 点描 郡上八幡の町家 長年住んでいるこの家は私の所有というわけではない。ちょっとした理由があって安い家賃で暮らせている。都会の人からすれば、中でも東京圏に住んでいる人なら、信じられないほどだろう。 ちょっとばかり我が家を説明しておくと、旧城下 […]
2024年10月14日 / 最終更新日時 : 2024年10月14日 髭じいさん 郡上の地名 「そら」の語源 語源を特定するのは難しい。文献から用例を揃え、古きを遡っていくのが常道である。だがこれでも十分とは言えない。用例間の溝を埋められないことも多い。地名はその土地に刻まれた歴史そのものであり、文献では埋まらない隙間を繫ぐこと […]
2024年10月7日 / 最終更新日時 : 2024年10月7日 髭じいさん 広域 そら 近所に住んでいる幼児がおり、「そら」と名付けられている。平仮名で「そら」である。彼女はちょっと恥ずかしがりやだが、元気な子で、家の前を通ると元気がもらえそうな気がする。私はその名前も気に入っている。ただ何故平仮名にしたの […]
2024年9月30日 / 最終更新日時 : 2024年10月2日 髭じいさん 点描 認知症 私の歳にもなるとひしひし迫ってくる恐怖がある。私の母親は三十年ほど前に亡くなっており、晩年は認知症をわずらっていた。ここでもよく聞く話だが、ほんの数週間ほど前に普通に会話していた人が認知症を発症したと耳にした。 先週末友 […]