2024年2月5日 / 最終更新日時 : 2024年3月8日 髭じいさん 郡上の地名 ウトフ 西和良に「ウトフ」という小字がある。なかなか糸口すら見つからない難解地名だ。カタカナで表記されているのは、もう地元の人もその由來がはっきりとは分からないという事だろう。私とて同じだが、長年取り組んでいると何となくヒントの […]
2024年1月29日 / 最終更新日時 : 2024年1月29日 髭じいさん コラム カメムシ騒動 厳寒期にカメムシを見ることは稀である。ところがこの間、職場でブーンという音がする。まさかと思ったが、カメムシだった。冬眠中だと思っていたので意表を突かれた。 雪の多いこの時期、がんがん暖房するので室温が上がる。これに勘違 […]
2024年1月22日 / 最終更新日時 : 2024年1月22日 髭じいさん 郡上の地名 穀見(こくみ) 前回に続き語尾に「見」がつく地名を取り上げる。深見(ふかみ)、更見(ふけみ)など殆んど「訓-訓」になるのに対し、穀見だけ「音-訓」の重箱読みになっているのが腑に落ちない。 もう少し整理しておくと、「セビガホキ」は「瀬見が […]
2024年1月15日 / 最終更新日時 : 2024年2月28日 髭じいさん 郡上の地名 続セビガホキ この前「セビガホキ」というテーマで、「セビ」は「セミ」だろうと書いた。このことに不満はない。「セミ」が「蝉」だとしても、現地踏査がままならないので歯痒い思いをしている。もやもやした気持ちを持ちながら生きるのもそれなりに面 […]
2024年1月8日 / 最終更新日時 : 2024年1月8日 髭じいさん 髭じいさん 俗な人生 明けましておめでとうございます。早一年が過ぎ、年が明けてしまいました。今年もゆるゆる生きていくのかなと考えていた矢先、元日の午後だったかに能登を中心とする地震があった。能登半島地震と名付けられたようだ。 郡上では初期微動 […]
2023年12月25日 / 最終更新日時 : 2023年12月25日 髭じいさん 食 切り干し大根 私は野菜の煮物が好きである。秋から冬にかけて白菜を漬けるのが恒例になっていたが、年寄りだけでは食べきれないので、近頃漬けなくなった。切り漬けにしろ長漬けにしろ、旨く漬かった年は冬の楽しみになっていた。漬けないとなると主菜 […]
2023年12月18日 / 最終更新日時 : 2023年12月18日 髭じいさん 郡上の地名 セビガホキ これが何のことかすぐ分かる人はすごい。郡上小那比にある小字だと言えば、「ホキ」が「歩岐」で川などに迫っている大きな岩だと郡上の人なら見当がつくかも知れない。それでも「セビ」はどうかな。 私は糸口さえ見つからず、皆目分から […]
2023年12月11日 / 最終更新日時 : 2023年12月11日 髭じいさん 郡上の地名 カタカナの地名 カタカナは漢籍や仏典を読むのにテニヲハや活用語尾などを送り、和語として読み易くするために使われてきた。近世、近代になると、ピアノやカルテなど、ヨーロッパなどの言語を借用するのに使われることが多くなった。これらの他にも、既 […]
2023年12月4日 / 最終更新日時 : 2023年12月4日 髭じいさん 髭じいさん 勝皿(かっさら)など この前、和良の語源を「蕨生(わらひふ)」とする点に触れたが、紙幅が足りず音変化について言及できなかった。今回はこれを補うと共に、傍証と見られる勝皿の例を取り上げてみたい。 「ひ」は「平(たひら)」が「たいら」になるなど「 […]
2023年11月26日 / 最終更新日時 : 2023年11月26日 髭じいさん 髭じいさん 一人暮らし 題を「独居」にしようとしたが、私如きが使うには分を超えていると気づき、柔らかめの「一人暮らし」にした。私の知るかぎり八幡では独居している人が結構多いと思う。彼らは年季が入っており、こちらで生活する限り、ずっと一人暮らしの […]