2021年2月22日 / 最終更新日時 : 2021年2月22日 髭じいさん 髭じいさん 教職を目指す君へ 偉そうに、ただただ年老いた私が高邁な理想を持つ若者へ意見を言うなどおこがましい。少しばかり耳を傾けてもらえれば幸いである。 かつて孟子は誇りうる仕事として王、将軍と共に教師を挙げていた。いかにも中国らしく、壮大な考え方だ […]
2021年2月15日 / 最終更新日時 : 2021年2月19日 髭じいさん 髭じいさん イカの話 イカは漢字で「烏賊」と書く。ご存じの方も多いでしょう。ところがどうしてこんな用語をするのか考えたことのある人は稀でなかろうか。私もまたこの歳になるまで意識したことはない。こんなことでもちゃんと整理しないと記憶に残らない。 […]
2021年2月8日 / 最終更新日時 : 2021年2月8日 髭じいさん 髭じいさん 土曇り 耳慣れない言葉かもしれない。「大風が砂埃を巻き上げ、これを降らして昼なお暗くなる」あたりの義でよかろう。但し表記が安定しておらず、つちくもり、土曇り、土くもりなど、どれを選ぶか迷いがある。 我が家の裏庭にあった雪もほとん […]
2021年2月1日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 髭じいさん 髭じいさん 雪降りに思うこと 週末に雪が降った。大寒が過ぎたというのにまだ春が遠い。春が来ても手放しで喜べるわけではないのに、何となく恋しい気がする。若い時なら冬を楽しむこともできようが、この歳になってみると心ならずも寒さが襲ってくるという印象である […]
2021年1月25日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 髭じいさん 髭じいさん 幽霊を見た男 この世は化物やら幽霊が跋扈してややこしい。化物は、まさに化け物であって、異形のものである。彼らは一日の終わりに出てくることになっている。かつて夕方から日暮れで一日が終わることになっていたので、妖怪や化物は黄昏に出ては人を […]
2021年1月18日 / 最終更新日時 : 2021年1月18日 髭じいさん 髭じいさん セキレイ セキレイは川辺にいる鳥で頭や長い尻尾を軽やかに振る。腹が白いものと黄色いものを見かける。背中はどちらも黒い。正しいのかどうか甚だ疑問だが、私の中では白い方をセグロセキレイ、黄色い方をキセキレイと理解している。 散歩に出て […]
2021年1月11日 / 最終更新日時 : 2021年1月12日 髭じいさん 髭じいさん 癌 この歳になって考えてみれば、どうやら私は意気地のない人間らしい。堂々と生きている人なら、まずは目の前にある事実を全て受け入れ、落ちついて緩急の対応をするだろう。だが私の場合はそうなっていない。 ここのところ幾つか新たに癌 […]
2021年1月4日 / 最終更新日時 : 2021年1月4日 髭じいさん 髭じいさん 雪かき雑感 明けましておめでとうございます。途切れそうになった騒動を乗り越え、何とか首がつながったのが去年。続けていける喜びやら、苦しみやらが去来する。本年も又宜しくお願い致します。 年末から降り始めた雪が元日、二日と続き、やむを得 […]
2020年12月28日 / 最終更新日時 : 2021年1月7日 髭じいさん 髭じいさん 左利きの「矯正」 矯正という題字に問題があるかも知れない。私たちの世代だと、何かと不便なので親に左利きを「矯正」された人が結構いるのではなかろうか。この歳になってみれば、習い性となって身についている人が殆んどだろう。それとも未だに違和感が […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2020年12月21日 髭じいさん 髭じいさん 寒波 寄る年波に勝てずというやつで、寒さが骨身にしみる。鍋料理が恋しくなる季節だ。初雪が降ったのは三四日前で、ここら辺りではちらちら降るだけだった。薄化粧と言った態で昼間にはすっかり消えていた。雪かきを覚悟していたので拍子抜け […]