2022年5月16日 / 最終更新日時 : 2022年5月16日 髭じいさん 語源 新生 新生児の新生である。ここのところ頻りに「何事にも先達はいるものだなあ」と感じることがある。 この間書いた「西ウレ峠」というテーマについても、これまで地元の考察はないとしても飛騨筋にはあるかもしれないし、全国レベルの研究が […]
2022年5月9日 / 最終更新日時 : 2022年5月9日 髭じいさん 髭じいさん 志を得ず 近ごろ、ゴールが近付いてきたということで、少しずつ人生を要約するようになった。以下はあくまで私の場合であって、誰かを念頭に置いているわけではない。 残念ながら、私に若いころから高邁な志があったわけではない。周りには密かに […]
2022年5月2日 / 最終更新日時 : 2022年5月3日 髭じいさん 髭じいさん 西ウレ峠 郡上から高山への行き帰りによく通ってきた峠だ。春は遅くまで雪が降るし、秋は秋で不意をついてちらついた話題が出たりする。車を運転する人なら気になる所である。かくして若い時から何度も耳にしてきたのに、「ウレ」について未だ闇の […]
2022年4月25日 / 最終更新日時 : 2022年4月25日 髭じいさん 髭じいさん ゲーム ゲームと言えば色んなことを思い浮かべてしまうが、ここではスマホなどのゲームのことである。今や子供のみならず大人も楽しむ。テレビゲームの出初めだったかテトリスや「ぷよぷよ」などを少しはやったけれども、壮年期からはとんとご無 […]
2022年4月18日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 髭じいさん 髭じいさん 郡上の垣内(2) 前回郡上の垣内地名のうち、白鳥、旧明方の小字を中心に取り上げてきた。向小駄良や二日町の用例が印象に残るし、旧明方では垣内を「ガイツ」と呼ぶ点に興味がある。今回は用例の多い和良の例を紹介し、郡上における垣内の変遷や経路に迫 […]
2022年4月11日 / 最終更新日時 : 2022年4月11日 髭じいさん 髭じいさん 死者を送る 先週、知人が二人亡くなった。田舎でも葬儀屋が結構はやるご時世だ。目の前にいなくなると急速にイメージが消えていく。そんな中でも縁を感じたので書き残す気になった。若い人でも夭折することがあるし、いずれは年をとってこの世とおさ […]
2022年4月4日 / 最終更新日時 : 2022年4月16日 髭じいさん 髭じいさん 郡上の垣内 郡上におけるカイツ地名は小字だけを取り上げても二百前後ある。表記については、崩れてしまったものを除き「会津」「街津」「廻津」「開津」などが使われ、中でも「会津」が最も多い。これに対しカイトは殆んどみられず、飛騨筋と比べる […]
2022年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年3月28日 髭じいさん 髭じいさん 今更 言葉には言霊が宿る。歌や詩など印象に残る表現だけでなく、日常の営為に根差すものにも簡単には消えない力がある。 週の半ばから、今更という言葉がこびりついて離れない。友人との話の中で書き言葉の無い文化について話していた折に、 […]
2022年3月21日 / 最終更新日時 : 2022年3月21日 髭じいさん 髭じいさん 年を取るということ 私にはもう親はいないし、死に分かれた兄姉もいる。知り合いや友人の顔を思い浮かべても彼岸へ渡った人が過半の印象である。年を取るというのは浮世に残されていくことに他ならない。 私の周りには若い人の影があるものの、付合いとなれ […]
2022年3月14日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 髭じいさん 髭じいさん 早春雜記 今朝、我が家の庭にあった根雪がすっかり消えていた。ここ数日頑固に残っていた一塊がやっと消えたのである。雪の融け方は一様でない。温かい雨が降って一気になくなることがあるし、今年のように面積を減らしながら段々地面が見えてくる […]