2022年11月14日 / 最終更新日時 : 2022年12月26日 髭じいさん 髭じいさん 勝負事 どうやら私は子供のころから勝負事が好きだったようだ。ビー玉やベーゴマでも真剣勝負だったし、ぺったんでも同じだった。私の本貫地では確かメンコを「ぺったん」と呼んでいたと思う。それらを集めて宝物にしていた。いつだったか母親が […]
2022年11月6日 / 最終更新日時 : 2022年11月6日 髭じいさん 髭じいさん 難解な地名(上) 郡上に限っても難解な地名が多い。今回は私の力では及ばないものを披露して、私の取り組み方とこれからの課題を示したいと思う。 解明の糸口すら見つからない地名が至る所にある。今回は郡上踊りの「かわさき」に「安久田(あくだ)こん […]
2022年10月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月31日 髭じいさん 髭じいさん 風呂上がりの飲み物 風呂上りにはどうしても水分を摂りたくなる。夏は勿論、冬も同様である。皆さんはどんな風に渇きを癒しているだろう。 家風呂もあるし、銭湯もあれば温泉もある。それぞれ心持が変わるので同じものを飲むとは限らない。或いは年代や季節 […]
2022年10月24日 / 最終更新日時 : 2022年12月28日 髭じいさん 髭じいさん 釣游 親の存命中はこまめに故郷へ帰っていた。変わったことをやるわけでなくても、見慣れた部屋で寝て、慣れ親しんだものを食べるだけでも時計の針が戻ったような気になった。 子供の時によくやったという訳ではないが、池や磯で釣りをしたの […]
2022年10月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月17日 髭じいさん 髭じいさん 歩岐平(ほきひら) 歩岐は「ホキ」と読み、険しい崖の意である。古語であり、どれほど遡れるのか知らねど『山家集』に「ほき」「ほきぢ」の用例がある。「ほき」を「崖」と解釈するのはまだしも、「ほきぢ」を「山腹の険しい道」とするのは具体性に欠ける。 […]
2022年10月10日 / 最終更新日時 : 2022年10月10日 髭じいさん 髭じいさん をさ ゴールを目前にして宿題ばかり増やしている気もするが、だからこそ今まで考えてきたことを吐き出してしまいたい思いもある。「をさ」は「筬」という字を充てる。なじみの薄い語で、これが浮かぶ人は少ないかも知れない。「おさ」と読むの […]
2022年10月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月3日 髭じいさん 髭じいさん 修学旅行 ここのところ続けて修学旅行の話が出てきたので、あれこれ書いてみる。ほろ苦い思い出になっている人もいるにはいるだろうが、甘酸っぱい記憶を大切にしている人の方が多い気がする。 もうこの歳になると大昔の話なので、大まかなことは […]
2022年9月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月26日 髭じいさん 髭じいさん くご(下) 前々回は「くご」について菅の一種と見る仮説を紹介した。今回は少しばかり前のめりして考えてみたい。 私は郡上に散在している「すごう」と「くご」が関連すると解している。「すごう」は「巣河(明宝)」「洲河(西和良)」「巣郷(高 […]
2022年9月19日 / 最終更新日時 : 2022年9月19日 髭じいさん 髭じいさん 鈍い 「鈍い」は馴染みがある言葉で、頭の具合がましな時に「愚か」と共にしょっちゅう浮かんでくる語である。「鈍」は「にぶい」とか「なまくら」「かたくな」等と共に「愚か」と言う意味を併せ持っている。 恋愛に疎いとか、空気が読めない […]
2022年9月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月27日 髭じいさん 髭じいさん くご(上) くだらない人間は下らない考えしか湧かない。下らない考えしか湧かないから下らない人間なのかもしれない。私は、若いころ、思想やら哲学で生きていけると考えていたことがある。ただ、実際にはこんなもの何の役にも立たないことを薄々知 […]