2023年3月20日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 髭じいさん 髭じいさん 社良(しゃら)下 前回は「社良(シャラ)」と「皿(さら)」が異なると解釈してきた。鮭が関西方言で「シャケ」、東部方言で「サケ」だから「シャ」「サ」が通じるとも解せるが、地域の地名を両用するとは考えにくい。 今回は「社良(シャラ)」に焦点を […]
2023年3月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月13日 髭じいさん 髭じいさん 社良(しゃら)上 もう彼岸に渡ってしまった友人が存命中、「小駄良に上社良、中社良という字があるが、語源とか意味とかお前さん分かるかな」と尋ねてきたことがあった。突然のことで、何のことかさっぱり分からず、その時はしっぽをまく他なかった。 頭 […]
2023年3月6日 / 最終更新日時 : 2023年3月6日 髭じいさん 髭じいさん 春の気配 郡上では三月に入った頃から暖かくなった気がする。日も長くなり、着実に春が近づいている。我が家の小さな庭の雪はとっくに消えた。すっかり融けたのはいつだったか、今年は結構早かったと思う。雪かきで傷んだ腰のつらさも和らいできた […]
2023年2月27日 / 最終更新日時 : 2023年2月27日 髭じいさん 髭じいさん 雲京(うんきょう) しばらく地名の話が続いてしまう。興味のない人も自分の出身地ぐらいは気になるだろうから、その続きとして楽しんでもらいたい。郡上から遠く離れた人も旅気分で、参考にしてもらえれば嬉しい。 地元の長老に聞くと、「くも-キョウ」と […]
2023年2月20日 / 最終更新日時 : 2023年2月20日 髭じいさん 髭じいさん ヒガンデ ヒガンデを地名と言えば、どう感じるだろうか。自分の知っている中でこれに関連しそうな言葉を上げて見た。ヒガンなら春秋の彼岸だろう。だが彼岸の入りは耳慣れていても、彼岸の出とは聞かない。こちらの岸とあちらの岸と言う意味で彼岸 […]
2023年2月13日 / 最終更新日時 : 2023年2月13日 髭じいさん 髭じいさん 難解な地名(下) 地名は国家などに指導されてつけられることがあるものの、地方においては地元に暮らす者たちが地形やら印象の残る事象をもとに呼びならわすことが多い。従って現在意味不明となっている所も、何らかの伝承が残っていたり、じっくり周りの […]
2023年2月6日 / 最終更新日時 : 2023年2月6日 髭じいさん 髭じいさん 小駄良 郡上節の「かわさき」に「嫁をおくれよ戒仏薬師 小駄良三里に無い嫁を」という文句がある。この他にも「小駄良才平と酒だると」で登場する。今回は地名として小駄良を取り上げてみたい。 郡上へ来るようになった始めから小駄良とは関わ […]
2023年1月30日 / 最終更新日時 : 2023年1月30日 髭じいさん 髭じいさん 「叱」と「𠮟」 ちょっと見ただけで違いの分かる人はすごい。どちらも口偏だが前の「叱」は匕首の「匕」に作るのに対し、後の「𠮟」は五六七の「七」に作る。実を言うと、書き順も音義も異なるれっきとした別字なのです。『説文』には「七」で作る「𠮟」 […]
2023年1月23日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 髭じいさん 髭じいさん 蜃気楼 私は「逃げ水」という言葉を全く知らなかった。夏場の道路を横切って水が流れているように見える現象で、それ自体は知っていたが、それを逃げ水と呼ぶことを知らなかった。目標にしていたことが近付いて見ると消えてしまい、又前方に現れ […]
2023年1月16日 / 最終更新日時 : 2023年1月29日 髭じいさん 髭じいさん 風邪を引きそうな夜 大したことではないが何となく自分の立ち位置が分かるような気がしたので、忘れない内に書いておこうと思う。昨夜は寒かった。仕事場で灯油が切れ、面倒だったので、しばらくそのままにしておいたのが伏線になっていた気がする。 近頃は […]