王様の自転車は補助輪付き

 16日に六本木のライブハウスで今年最後の(早!)ZABADAKのライブが行われました。当日はそれまでの長雨がウソのような良い天気で、青空がたいそうまぶしゅうございました。空のあまりの青さに、立ち寄った楽器屋さんで青いギターを衝動買いしてしまいました。あこがれのグレッチであります。そのギターでもってライブはがんがんばりばり行きました。
 次の日ケーブルテレビの工事が来ました。近所に建設中のマンションのせいで家のテレビはすっかり映りが悪くなってしまったので思い切って加入したのです。なんとも散財な今週の吉良家ではありましたが、ケーブルテレビの威力は甚大なモノがあります。いまさら驚いている僕もなんなのですが、ミュージックチャンネルではその日の夜、ピーター・ガブリエルのライブ、フィル・コリンズのドキュメンタリー、ジェファーソン・スターシップのライブ、が立て続けに放映されました。全て見終わったときには深夜の3時回っておりました。こんな日が結構しょっちゅうあるようで、番組予定表を見ながら少し息が苦しくなってきました。
 そして昨日、ZABADAKのニューアルバムのトラックダウンの終わった6曲分の試聴会。なんと一日で6曲が完成してしまいました。恐るべきスピードです。そういえばエンジニアのM君はZABADAKのレコーディングの合間に「スピード」というグループのレコーディングもこなしていたそうです。何かの影響があったのでしょうか。そして6曲のいずれもが素晴らしい音に仕上がりました。アルバムの発売は来年の1月なのですが、多くの曲が劇団キャラメルボックスの冬公演で使われることになっていて、お芝居をご覧頂ければ発売に先駆けて新曲が聴ける仕組みになっております。

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ニュウアルバムの感触