こどもの日

http://hisen-engeki.com/
 5月5日、非戦を選ぶ演劇人の会主催の「おやすみ世界のこどもたち」という催しに参加します。僕は3回目にも参加したのですが、その時はイラク開戦直前でした。その後の、あんまりな(悪魔の思うつぼみたいな)展開は当時想像もつきませんでした。僕は当日ギターを弾いてちょこっと歌を歌うだけですが、それ以上の重さを感じています。今回はうちの息子も参加することになりました。同年代の子供が書いた戦争に関する作文を朗読するのですが、1日にそのオーディションがありました。いつもあらゆるコトをおちゃらけてやってしまう息子なのですが、(これはふざけちゃいかんようだな。)と感じ取ったのでしょうか、真剣に取り組んでいたのが親ばか父さんとしてはうれしかったです。
 二日後・・・
 今日3日、その最終リハ(と言っても二度目)がありました。子供達はそれぞれ戦争に対する自分の思いを作文にして来ていて、それを聞かせてくれました。人の文章よりそっちを読んだ方がずっと良い、ということが判明し急遽本番でもそれぞれが自作の文章を読むことになりました。限られた語彙で語られる彼らの思いのまっすぐ具合は言葉が拙い分よけい心にしみます。準備万端と言うにはほど遠い状態で本番を迎えますが、なにか自分がまったく心配していないことにふと気づきます。伝えたい思いが強ければ段取り云々は無用!のような気もしてきてしまいます。ちなみに小峰は「光の庭で」、僕は「遠い音楽」を歌うことになりました。

前の記事

2004年、初虫採り。

次の記事

もう梅雨?