2010年8月30日 / 最終更新日時 : 2010年8月30日 髭じいさん 髭じいさん 『説文』入門(48) -売買- 今回もまた、字形の成り立ちの話である。今は資本主義の世の中だから、毎日売買が行われている。私がその極意を知っているはずもなく、ただ少しばかり字形についてまとめておきたいだけである。 「賣」の略体が「売」とされるあたりまで […]
2010年8月23日 / 最終更新日時 : 2010年8月23日 髭じいさん 髭じいさん ミスノート 私はワードを使って文章を作成しており、このコラムもその一つである。ここでは、私がよく犯すミスを取り上げてみる。勿論、誤字脱字の類が多い。 まず誤字の場合はいくつか型がある。 1 本文をよく読まず、形のよく似た字を選択して […]
2010年8月17日 / 最終更新日時 : 2010年8月17日 髭じいさん 髭じいさん 『説文』入門(47) -俳諧- 今回は肩の荷を軽くして、「俳諧」の「俳」について触れてみたいと思う。かつて芭蕉は「吾はただ俳を用ゐん」と云ったそうで、覚悟のほどが伺えそうだが、「誹諧」とも表記され一定しない時代があった。 「俳」は「俳諧」のほか、「俳優 […]
2010年8月9日 / 最終更新日時 : 2010年8月9日 髭じいさん 髭じいさん ドアのノブ 日常というのは、私にとって有難いことである。それなりには食えるし、どこといって痛いところもない。些事に煩わされるというのも、見方によれば、心穏やかに生きている証拠かもしれない。 便所のドアノブが抜けてしまった。お客がいる […]
2010年8月2日 / 最終更新日時 : 2010年8月2日 髭じいさん 髭じいさん 邪馬臺國(4) -『隋書』の「所謂邪馬臺」について- 『隋書』は初唐に編まれた歴史書である。ほぼ同時代史料といってよく、編纂に顔師古や孔穎達らも参画していたとされており、信頼性の高い史料である。貞観十年(636年)、魏徴によって本紀五巻および列傳五十巻が完成されているから、 […]