春一番

 あたたかい日曜日でした。午前中はなんだかうすぼんやりしているうちにお手伝いすることになった息子の通う小学校のお父さんバンドのリハーサル。三回目なのでだいぶ出来上がってきたかというと全然そんなことはなくって全くもって前途多難なのだけれど、みんな楽しそうだからいいっか、という感じもします。
 午後はキャラメルボックス春公演のレコーディング。恒例になった「携帯電話チェックタイムのテーマ」の録音に参加しました。今回の曲は清水一雄さんが書きました。とても何かの曲にギリギリのところの絶妙なナニです。中国の楽器が必要だと言うことなのでずーっと眠っていた中国琵琶と月琴という楽器を引っ張り出しました。弦やら何やらぼろぼろだったので前日に大慌てで手入れをしました。普段弾きなれていない上にとても難しい曲だったのでレコーディングにはずいぶんと時間がかかってしまいましたが、面白いものが出来上がりました。「男子十二楽坊」と呼ばれるものが誕生しました。興味のある方は十八日から神戸で始まるキャラメルボックスの「我が名は虹」に足を運んでみましょう。お芝居自体もとても「いい!」らしいです。
 帰宅後、録画してあった「新撰組」を見ながらお酒を飲みました。うーん、面白いぞ。ヒュースケンの髪型が気になったがそれも味か?。こんなこと実際あったわけないだろう、とは思うのだけど本の力で感動にまで連れて行かれてしまいます。三谷脚本恐るべし、であります。