2017年7月31日 / 最終更新日時 : 2017年7月31日 髭じいさん 髭じいさん 牛と馬(2) 郡上踊りの真っ盛り。どこもかしこも、三味線と太鼓に合わせて、うなり声が聞こえてくる。その文句に「向小駄良の牛の子見やれ、親が黒けりゃ子も黒い」というのがある。 このシリーズでは、郡上は白山信仰一色でもないし高賀山信仰一色 […]
2017年7月24日 / 最終更新日時 : 2017年7月24日 髭じいさん 髭じいさん 滝波山 平成十六年(2004年)七月の福井豪雨の時だったと思う。友人と私は共通のテーマを抱きながらもそれぞれ別の思いがあり、よく弥次喜多道中をやっていた。越前も何回か巡っており、道中を含め、その景色に少しずつ見覚えがあるようにな […]
2017年7月18日 / 最終更新日時 : 2017年7月18日 髭じいさん 髭じいさん 牛と馬(1) 古代より中国において南船北馬という言葉がある。船と馬は戦いに際して重要な移動手段であり、武器そのものであった。北方における馬はまた様々な儀式においても、農耕における使役動物としても重要であった。 かくの如く北方では農耕に […]
2017年7月10日 / 最終更新日時 : 2017年7月10日 髭じいさん 髭じいさん つっかけ騒動記 何回か前に書いたつっかけ騒動の後しまつである。あれを書いた翌日だったか、最寄りの警察に問い合わせてみた。些細なことなのに、この歳になっても、やれ国家だのやれ公権力だのとなるとぎこちない。 細部にこそ本質が宿るということも […]
2017年7月3日 / 最終更新日時 : 2017年7月3日 髭じいさん 髭じいさん 鹿倉(かくら) これをテーマにして書くことは迷った。すでに結構広がっている解釈があるし、私もそれほど不満があるわけではない。ただ、少しばかり腑に落ちない点がある。 鹿倉は「かくら」と読む。正保郷帳(1645年)では「麻倉村」だが、岩瀬文 […]