電気地蔵祭ドキュメント

地蔵祭である。晴れて暑くなりそうだ。ドキュメントと言う題にしたが、ヘロヘロになるのが分かっているので、前もって原稿を書くことにした。
今回は会計に加え、副地区長という立場なので気の抜けない年になる。実を言うと、かつては地区長、副地区長、会計が三役と呼ばれていたが、いつの頃からだったか、副地区長と会計を兼任するようになった。高齢化が進み、戸数が減ってきたからだ。今では二人で回していかねばならないので、結構な役回りである。朝早くから、地区主宰の踊りが終わるまで予定が詰まっている。
1 午前8:00から 祭壇、旗揚げ、行燈などの準備。
これに平行して、事務所開き。人手が足りないので、各班長の応援を頼んでいる。 
午前09:00~午後14:00まで 1・2・3班
午後14:00~午後19:00まで 4・5・6班
この形式になったのはそれほど古いことではない。老齢化のため、無理がきかなくなってきたからだろう。それぞれ昼食と夕食に分かれ、食事が出ることになっている。これが存外、町内の親睦になっているような気がする。夕方まで、会計の仕事は途切れない。
2 午後18:30 慈恩寺様読経。町内の吉田川で子供が溺れて亡くなったことをきっかけか、毎年僧侶を招いてお勤めをしていただいている。 
3 午後19:00 お勤めの終わり次第、踊り会場準備。これがけっこうハードな仕事で、交通規制から始まって、旧役場前の駐車場にしているチェーンから植木鉢まできれいに撤去する。踊り手が怪我しないよう細心の注意をする。踊り屋台は重いので男衆の仕事である。
4 午後21:00 祭壇の片付け、旗・行燈などの撤収。
5 午後22:30、踊りの終わり次第、踊り会場片付け。
今年度は日曜日が当たっているので、踊り時間は午後20:00~22:30までの予定になっている。これが土曜日だと23:00までなのでしんどい。30分ばかりと言うなかれ。朝からなので、この辺りではくたびれ果てて、家に帰ってビールでも飲みたい気分になっており、最後の30分はきつい。
踊り手の方は踊り足りないような顔をしているが、さっさと掃き掃除を始めてしまう。
こんなこといつまで出来るかなあ。体の動く限り協力するつもりだが、高齢化の波は止まらない。
本日読み返してみたところ、予想通りだったのでそのまま掲載することにした。当日、何と郡上八幡が全国一の高温になったらしい。規模を縮小するとか、踊りは別の組織に頼むとかの対策をぼちぼち考えないと、ぽっきり折れてしまうかもしれない。

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