2024年7月1日 / 最終更新日時 : 2024年7月4日 髭じいさん 心象 大愚 梅雨のさなか、雨が降っているのにウグイスのさえずりが聞こえる。雨音でかすれているような気がするものの、若々しい気品のある鳴き声である。私は若い時からずっと愚かだと思ってきたが、どうやらそうではなかったらしい。 青年時代か […]
2024年6月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 髭じいさん 経世 分からない事ばかり 若い時なら分からない事があればあるほど、エネルギーが湧いて来て、がむしゃらに自分を広げようとする。そんなこんなで歳をとっても、相変わらず分からない事ばかり。もう若い時のように情熱を注ぎこむこともできず、ただ立ちすくむしか […]
2024年6月3日 / 最終更新日時 : 2024年6月5日 髭じいさん 食 ピーナッツ 皆さんは偶然と必然をどのように分けているだろう。この間からバターピーナッツを少しずつおやつに食べている。私は豆菓子が好きで、どんな種類でも守備範囲である。野菜としてならエンドウ豆からインゲン、ササゲまで油揚げなどと煮たも […]
2024年5月20日 / 最終更新日時 : 2024年5月22日 髭じいさん コラム 更新 これまでバックアップをせずにひどい目に遭ったことは何度もある。最もひどいのは、数か月書き溜めていたものが消えてしまったことだった。すっかり落胆して、元気を取り戻すのに結構時間がかかったように思う。今回はそれ程でもないけれ […]
2024年4月22日 / 最終更新日時 : 2024年5月20日 髭じいさん 髭じいさん 神楽の音 郡上八幡では土日に春祭りが賑やかに行われた。新型コロナの影を引いていた昨年までとはちょっと趣きが異なる。沸き立つとまでは言えないとしても、心なしか老いも若きもふわふわしている感じである。 土曜日の午後、日吉神社の大神楽が […]
2024年4月8日 / 最終更新日時 : 2024年5月23日 髭じいさん 髭じいさん 光陰矢の如し 人生の短いことを表す句で、なぜか頭をよぎったので立ち止まってみる気になった。今朝、九十になる人生の先輩から電話があった。週に一二回は碁を打つ間柄で、知り合ってからもう結構長い。市議会選挙の投票依頼と、以前頼んでおいた件に […]
2024年3月25日 / 最終更新日時 : 2024年5月23日 髭じいさん 髭じいさん 最後の雪かき 今年度最後の雪かきという意味で、今生最後という意味ではない。今朝目が覚めてもそもそしてから起きてみると、外は一面の雪景色。見た時点ではぼた雪というやつで、湿気が多そうだった。五、六センチほど積もっていた。 今年は何故か湯 […]
2024年3月11日 / 最終更新日時 : 2024年5月25日 髭じいさん 髭じいさん 雪が融けたら 二三日前だったか、朝起きてみたら裏庭が白くなっていた。雪が降ると、それまで晴れて暖かだった日のことが頭から消えてしまい、冬の真っただ中に連れ戻されてしまった気分だ。翌日も一日中雪がちらつく始末で、春がすっかり遠のいてしま […]
2024年2月26日 / 最終更新日時 : 2024年5月25日 髭じいさん 食 御座候 「ござそうろう」と読む。この歳になっても、この世は知らない事ばかり。知らない事でも知っておかねばならないこともあれば、そうでないものもある。前者なら心して準備し着実に身につけなければなるまいが、後者ならまあどちらでも構わ […]
2024年2月12日 / 最終更新日時 : 2024年5月18日 髭じいさん コラム 二十年目 ここでのコラムも回数を重ね、どうにか千回まで届いた。価値のあるものなら思い返してそれぞれ纏めてみる気にもなるが、時々に思い付いたことを書き連ねただけなので、感慨深いということはない。 この題について書く気になったのは、ち […]