2006年7月31日 / 最終更新日時 : 2006年7月31日 髭じいさん 髭じいさん 白山奥院(8) -お詫び- 勉強が至らないから、基本で間違える。 私は白山奥院(4)で、『玉篇』で「南」は「奴含切」、『廣韻』『集韻』では「那含切」となっており、少なくとも唐初期から南北朝あたりまで[nən]であると言った。だが、厳密には […]
2006年7月24日 / 最終更新日時 : 2006年7月24日 髭じいさん 髭じいさん 隅田八幡神社 人物画像鏡(1) 八俣の大蛇(7)で、和歌山県隅田八幡神社の人物画像鏡にある「日十大王」は「日夲大王」の略体とも読めそうなことを述べた。「日夲」は「日本」であり、日本という国号が使われている最も初期の用例になる可能性があるので、もう少し分 […]
2006年7月14日 / 最終更新日時 : 2006年7月14日 髭じいさん 髭じいさん 二点間の最短距離 突然こんなテーマが出てきた。私が適任かどうかは大いに疑問があるとしても、話せば長くなるので、さっそく本題に入ろう。 確かプラトンだったか、この世に真の三角形は存在しないと書いているのを読んだ記憶がある。実際のところ、三角 […]
2006年7月10日 / 最終更新日時 : 2006年7月10日 髭じいさん 髭じいさん 雨季と梅雨 今年は黄砂が特にひどかったように思う。八幡町の街中でも細かな砂が降って、しきりにくしゃみが出た。この「砂」が中央アジアのゴビ砂漠や黄土高原から舞い上がり、気流に乗って、大陸のみならず日本まで飛散しているという。 この黄砂 […]
2006年7月3日 / 最終更新日時 : 2006年7月3日 髭じいさん 髭じいさん 八俣の大蛇(9) -高志と越- 「高志」「古志」を「こし」、「越」も又「こし」と訓まれてきたことに不満がある訳ではない。だが「高志」は仮名であるから仕方がないとしても、「越」は音読みが可能である。「越」は仮名で「ヲチ」「エツ」「エチ」などと読める。 「 […]