2023年8月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月28日 髭じいさん 髭じいさん 長雨 郡上の徹夜踊りは例年通り行われたが、後半二日は台風の影響で中止になったようである。踊りスケベ達は、風雨が緩むや否や、出来るではないかと言っていたがね。 今回は台風の通り道からずれていたからか、風雨ともそれほどでなく有難か […]
2023年1月23日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 髭じいさん 髭じいさん 蜃気楼 私は「逃げ水」という言葉を全く知らなかった。夏場の道路を横切って水が流れているように見える現象で、それ自体は知っていたが、それを逃げ水と呼ぶことを知らなかった。目標にしていたことが近付いて見ると消えてしまい、又前方に現れ […]
2022年10月24日 / 最終更新日時 : 2022年12月28日 髭じいさん 髭じいさん 釣游 親の存命中はこまめに故郷へ帰っていた。変わったことをやるわけでなくても、見慣れた部屋で寝て、慣れ親しんだものを食べるだけでも時計の針が戻ったような気になった。 子供の時によくやったという訳ではないが、池や磯で釣りをしたの […]
2022年9月19日 / 最終更新日時 : 2022年9月19日 髭じいさん 髭じいさん 鈍い 「鈍い」は馴染みがある言葉で、頭の具合がましな時に「愚か」と共にしょっちゅう浮かんでくる語である。「鈍」は「にぶい」とか「なまくら」「かたくな」等と共に「愚か」と言う意味を併せ持っている。 恋愛に疎いとか、空気が読めない […]
2022年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年5月30日 髭じいさん 髭じいさん 無に帰す 無という字は本来「まふ」という意味だったと言えば驚くかも知れない。いつの間にかこれに「無し」という意味が加わり、母屋であった「まふ」と言う意味を失うに至る。そこで新たに「舞」がつくられ、これが安定してきたという経緯がある […]
2022年5月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月23日 髭じいさん 髭じいさん 志を得ず 近ごろ、ゴールが近付いてきたということで、少しずつ人生を要約するようになった。以下はあくまで私の場合であって、誰かを念頭に置いているわけではない。 残念ながら、私に若いころから高邁な志があったわけではない。周りには密かに […]
2022年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年3月28日 髭じいさん 髭じいさん 今更 言葉には言霊が宿る。歌や詩など印象に残る表現だけでなく、日常の営為に根差すものにも簡単には消えない力がある。 週の半ばから、今更という言葉がこびりついて離れない。友人との話の中で書き言葉の無い文化について話していた折に、 […]
2021年11月28日 / 最終更新日時 : 2021年11月28日 髭じいさん 髭じいさん うらおもて 子供のころから右左や裏表に困ってきた。鏡に映る自分が自分を見てくるのを手のうちに入れることができず、床屋の大きな鏡を見ることを苦手にしてきた。右手を動かすのに鏡に映る自分は左手を動かしているように見える。鏡から目をそむけ […]
2021年10月25日 / 最終更新日時 : 2022年6月21日 髭じいさん 髭じいさん 赤い風車 一瞬にしてばらばらな記憶が一つにまとまったというような経験をしたので披露したい。近頃「カスバの女」という歌をユーチューブで聴く。演歌の歌手がカバーすることが多く、演歌に分類されるらしい。何回も耳にするので歌詞も馴染みがで […]
2021年9月13日 / 最終更新日時 : 2021年9月13日 髭じいさん 髭じいさん カッコいい 「恰好いい」「格好いい」「カッコいい」など書き方は様々で、少しずつ意味が違っているように思われる。また、近頃若い女性を中心に同じ意味で「尊い」という言葉も使われるそうだ。私の年代だと「恰好(かっこう)がいい」「格好(かっ […]