2021年5月24日 / 最終更新日時 : 2021年5月25日 髭じいさん 広域 ピアノ グーグルで検索すると「ピアノ」はすんなり出てくるが、「ピヤノ」はいちいちめんどくさい。だが「プレイヤー」はそのまま出てくるのに、「プレイアー」はそれでは検索できない。近頃私がよく聴く「カスバの女」という曲でも、歌い手によ […]
2021年4月12日 / 最終更新日時 : 2021年4月12日 髭じいさん 広域 カイチ 近頃、地名の話が多い気がする。身近にあればそそられるかもしれないが、そうでもなければ関心が起らないかも知れない。楽しんでいただければ幸甚である。本貫地に近い神戸に「新開地」という歓楽街がある。昔なら映画館やら劇場のみなら […]
2021年4月5日 / 最終更新日時 : 2021年4月5日 髭じいさん 広域 尾根について 山家に住むと、どうしても山に関連する話が多くなる。懸案となっている「名広(なびろ)」という地名については分からないことだらけだが、ここらあたりで一息入れてみたい。 地名に詳しい友人が突然、「名広」は「根広(ねびろ)」が語 […]
2021年3月22日 / 最終更新日時 : 2021年3月24日 髭じいさん 広域 カイトの語源 郡上においても「カイト」「カイツ」に関する小字地名が誠に多い。今回は語源やら表記について気づいたことをスケッチしてみたい。 『萬葉集』に「吾妹子が 家の垣内の 小百合花 後と云へるは いなとふに似る」(紀朝臣豐河の歌一首 […]
2021年3月1日 / 最終更新日時 : 2021年3月1日 髭じいさん 広域 「カイト」から「ヤト」へ まだ十分に熟しているわけではないが、人生のゴールが近付いているのでこれまで考えてきた筋道の一端を披露してみたい。 「カイト」は広く分布しているが、中でも関西から中部にかけて非常に多い地名である。これまで名だたる学者が解明 […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年11月9日 髭じいさん 広域 谷について 姓で言えば谷川(たにがわ)さん、谷沢(やざわ)さんがいる。「谷」を「たに」「や」と訓んでいることになる。 郡上は谷ばかりで力を入れたところで間に合うことはないが、私の住む旧赤谷町や、この間たまたま会話を交わした人が小駄良 […]
2020年9月14日 / 最終更新日時 : 2020年11月10日 髭じいさん 広域 夜刀の神 やとの神と読む。今回は何らかの成果を披露するというよりは、錯綜した現状をいくらか整理してご覧いただくにすぎない。 祭祀という字を見ると、どちらにも「示」が入っている。先祖や神に肉を供えて祭るし、「祀」は「巳」につくるから […]
2019年10月28日 / 最終更新日時 : 2021年3月5日 髭じいさん 広域 水沼 この題が適切なのかどうかすら不安だが、ここまで来た以上戻れない気分である。 これまで幾つか「美濃」の語源説を紹介し、私見を交えてきた。私はまず本居の「みぬ」説を採用し、「みぬ」から「みの」へ音変化したと考えてみた。 そこ […]
2019年9月17日 / 最終更新日時 : 2021年3月5日 髭じいさん 広域 美濃おさらい ここまで幾つか異説を紹介してきた。それぞれ根拠があり、大人の議論ができるもので甲乙つけ難い。だからと言ってこのまま投げ出しておくのもどうかと思うので私見を披露してみる。 仮名といえば、平仮名や送り仮名などを思い浮かべる人 […]
2019年9月2日 / 最終更新日時 : 2021年3月5日 髭じいさん 広域 続美濃 前回、「濃」は「三野」「御野」などの「野」、「見伸ぶ」という動詞の語幹が名詞になった場合に触れた。今回はもう少しだけ広げてみよう。 『古事記傳』「假字の事」の段を引き、「農」「濃」などは「ぬ」と読む仮名で、「の」と読むの […]