2024年11月25日 / 最終更新日時 : 2024年11月25日 髭じいさん 広域 はげ 「はげ」の語源は「剝ぐ」らしく、その連用形が名詞なったと言う。「皮を剝ぐ」等から考えると、毛を剝いで皮膚が露わになった状態をいうようになったのだろうか。毛髪が抜け落ちる場合は「禿」と言う字を当てる。この辺りの地名となると […]
2024年11月11日 / 最終更新日時 : 2024年11月11日 髭じいさん 広域 曽のつく地名 明宝地区にある水沢上(みぞれ)から出発して、少なくとも岐阜県では「沢」を「そ」と読まれることが多いことを示してきた。更に「平曽」「味曽」「木曽」などの「曽」が「沢(ソ)」からも解釈できると考えた。 これらの他にも「曽」の […]
2024年10月28日 / 最終更新日時 : 2024年11月2日 髭じいさん 広域 ひら これまで継続してやって来たのに、手ごたえのない地名がまだまだ沢山ある。地名は文化遺産なので、さまざまな観点から仮説をたて、議論を重ねる必要がある。「平(ひら)」について言えば岐阜県だけでもかなりの用法があり、これの意味や […]
2024年10月7日 / 最終更新日時 : 2024年10月7日 髭じいさん 広域 そら 近所に住んでいる幼児がおり、「そら」と名付けられている。平仮名で「そら」である。彼女はちょっと恥ずかしがりやだが、元気な子で、家の前を通ると元気がもらえそうな気がする。私はその名前も気に入っている。ただ何故平仮名にしたの […]
2024年9月23日 / 最終更新日時 : 2024年9月23日 髭じいさん 広域 味噌 これまでずい分お世話になってきた。子供の時からだから、かれこれ七十年ほど味噌汁を飲んできたし、味噌に関わるあらゆる料理を口にしてきたと言ってよい。今回は地名として現れる味噌を取り上げるが、これが如何に日常生活に馴染んでい […]
2024年9月2日 / 最終更新日時 : 2024年9月5日 髭じいさん 広域 木曽(きそ) 広域地名である。木曽の他、岐曽、岐蘇などと表記されることがある。木曽川は岐阜県にしても馴染みがあり、大小の河川が木曽川へ流れ込んでいる。これについて書くのはまだ時期尚早な気もするが、なにせゴールが迫っており、忘れる前に少 […]
2024年8月5日 / 最終更新日時 : 2024年8月6日 髭じいさん 広域 溝(みぞ) 今回は岐阜県を基にしているとしても、県外に広がりそうなテーマなので、少しばかり緊張している。やや強引な所もあるにはあるが、まあまあの仮説になっていると思う。 岐阜県では旧の吉城郡、大野郡、高山市、益田郡など飛騨地区に溝地 […]
2023年10月2日 / 最終更新日時 : 2024年5月18日 髭じいさん 広域 井光(いかり) 旧吉野郡川上村に「井光(いかり)」と読む大字がある。近頃、奈良県の風呂地名を考えた際、手持ちの資料に出ていた。『古事記』中卷神武天皇の段に出てくる「其井有光」と関連しそうだなと感じていたが暫く温めておいた。今回、少しまと […]
2023年9月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月21日 髭じいさん 広域 風呂(2) 前々回、奈良県吉野を中心とする風呂地名を紹介した。殊更私が取り上げるのも分を過ぎた行為だが、これまでの経緯があるのでご容赦願いたい。 フロの語源として室(ムロ)という意見を採用した。これから、ムロ-ブロ-フロの経過を経て […]
2023年9月4日 / 最終更新日時 : 2024年6月2日 髭じいさん 広域 風呂(1) 振り返ってみれば、特に若い時、私は好んで風呂に入る人ではなかった。夏場ならぬるいシャワーで十分だし、冬場ならわざわざ暖かいところから抜け出した上に、服を脱いで、そして湯につかるという一連が面倒だった。とは言っても、こちら […]