2024年9月2日 / 最終更新日時 : 2024年9月5日 髭じいさん 広域 木曽(きそ) 広域地名である。木曽の他、岐曽、岐蘇などと表記されることがある。木曽川は岐阜県にしても馴染みがあり、大小の河川が木曽川へ流れ込んでいる。これについて書くのはまだ時期尚早な気もするが、なにせゴールが迫っており、忘れる前に少 […]
2024年8月5日 / 最終更新日時 : 2024年8月6日 髭じいさん 広域 溝(みぞ) 今回は岐阜県を基にしているとしても、県外に広がりそうなテーマなので、少しばかり緊張している。やや強引な所もあるにはあるが、まあまあの仮説になっていると思う。 岐阜県では旧の吉城郡、大野郡、高山市、益田郡など飛騨地区に溝地 […]
2023年10月2日 / 最終更新日時 : 2024年5月18日 髭じいさん 広域 井光(いかり) 旧吉野郡川上村に「井光(いかり)」と読む大字がある。近頃、奈良県の風呂地名を考えた際、手持ちの資料に出ていた。『古事記』中卷神武天皇の段に出てくる「其井有光」と関連しそうだなと感じていたが暫く温めておいた。今回、少しまと […]
2023年9月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月21日 髭じいさん 広域 風呂(2) 前々回、奈良県吉野を中心とする風呂地名を紹介した。殊更私が取り上げるのも分を過ぎた行為だが、これまでの経緯があるのでご容赦願いたい。 フロの語源として室(ムロ)という意見を採用した。これから、ムロ-ブロ-フロの経過を経て […]
2023年9月4日 / 最終更新日時 : 2024年6月2日 髭じいさん 広域 風呂(1) 振り返ってみれば、特に若い時、私は好んで風呂に入る人ではなかった。夏場ならぬるいシャワーで十分だし、冬場ならわざわざ暖かいところから抜け出した上に、服を脱いで、そして湯につかるという一連が面倒だった。とは言っても、こちら […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月20日 髭じいさん 広域 垣内(かいと) 中濃の郡上に住んでいると垣内を「かいと」と呼ぶことはなく、しっくりこない意味がある。ところが飛騨地区では「かいと」が一般的だし、一部揖斐などでも見られるようだ。よく調べて見ると、奈良県では「垣内」と書いて殆んど「かいと」 […]
2022年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年11月28日 髭じいさん 広域 「室(むろ)」の続き(1) 今年の正月(2022年1月31日)に書いた「室(むろ)」の続きである。前年の暮に行った温泉行は豊作で、様々な課題が生れた。その後も「室」の古い用例を探してきたが、ここでは『古事記』の用例を二つ示そうと思う。 1 「故 到 […]
2021年5月24日 / 最終更新日時 : 2021年5月25日 髭じいさん 広域 ピアノ グーグルで検索すると「ピアノ」はすんなり出てくるが、「ピヤノ」はいちいちめんどくさい。だが「プレイヤー」はそのまま出てくるのに、「プレイアー」はそれでは検索できない。近頃私がよく聴く「カスバの女」という曲でも、歌い手によ […]
2021年4月12日 / 最終更新日時 : 2021年4月12日 髭じいさん 広域 カイチ 近頃、地名の話が多い気がする。身近にあればそそられるかもしれないが、そうでもなければ関心が起らないかも知れない。楽しんでいただければ幸甚である。本貫地に近い神戸に「新開地」という歓楽街がある。昔なら映画館やら劇場のみなら […]
2021年4月5日 / 最終更新日時 : 2021年4月5日 髭じいさん 広域 尾根について 山家に住むと、どうしても山に関連する話が多くなる。懸案となっている「名広(なびろ)」という地名については分からないことだらけだが、ここらあたりで一息入れてみたい。 地名に詳しい友人が突然、「名広」は「根広(ねびろ)」が語 […]