2006年5月29日 / 最終更新日時 : 2006年5月29日 髭じいさん 髭じいさん スピードと思考回路 あらかじめ述べておくことがある。これはあくまで私の場合であって、一般化しようなどと考えているわけではない。 ここで言うスピードは、歩いたり、走ったり、乗り物に乗る時など移動のそれである。 私の能力からすると移動のスピード […]
2006年5月22日 / 最終更新日時 : 2006年5月22日 髭じいさん 髭じいさん 八俣の大蛇(6)-オロチの音義- 一応、「高志」が「越(こし)」に落ちつき、「越」にそれなりの実態があるとすれば、いよいよ「オロチ」に取り掛かる段取りである。 『書紀』では「大虵」と漢語表記されているが、『古事記』では「遠呂智」という仮名表 […]
2006年5月15日 / 最終更新日時 : 2006年5月15日 髭じいさん 髭じいさん 八俣の大蛇(5)-八俣のこと- 「八俣」はまた『書紀』で「八岐」と表記される。八俣は八つに分かれている意味で、俣が八つあるということではないらしい。 迂闊な私は、「俣」が八つなら頭は九つでよいではないかと考えてみたことがある。念頭に「九頭龍川」があった […]
2006年5月8日 / 最終更新日時 : 2006年5月8日 髭じいさん 髭じいさん エリート教育 昨今、公立学校でも小中一貫教育がぼつぼつ始っている。じっくり教育に取り組める利点がある。公立の中学校でいじめや荒れた環境にあるものを避けられそうだし、受験教育にも強いとなれば、競争が激しくなるというものだ。 中部圏にも無 […]
2006年5月1日 / 最終更新日時 : 2006年5月1日 髭じいさん 髭じいさん 負けず嫌い これから、私が「負けず嫌い」であるかどうかを書こうというのではない。ある若者が「負け嫌い」が正しいと私に難題を吹っかけてきたからである。私が「負けず嫌い」かどうか自分ではよく分からない。 争い事そのものをできるだけ避けよ […]
2006年4月24日 / 最終更新日時 : 2006年4月24日 髭じいさん 髭じいさん 空き家 私が住む郡上市八幡町は山間にあり、杉や檜で山が痛んでいることを考慮に入れても、自然に恵まれている土地柄である。 かつて隆盛であった繭の生産や、製糸、木材などの産業が相次いで衰退し、木工に過度の期待をかけることもできない状 […]
2006年4月17日 / 最終更新日時 : 2006年4月17日 髭じいさん 髭じいさん 白山奥院(7) このシリーズも大分進んできたので、これだけを読んでも内容がよく分からない人がいると思う。幾らかでも興味が湧いた人は、バックナンバーを拾っていただけると有難い。 今回は「越-南無-知」の可能性を探ってみよう。サンスクリット […]
2006年4月10日 / 最終更新日時 : 2006年4月10日 髭じいさん 髭じいさん 観音様 如何に信仰心の薄い私でも、歳を取ると、多少なりとも宗教に関心が出て来たかと思うかもしれない。だが、罰当たりにも、さにあらず。 奈良県明日香村飛鳥の石神遺跡から観音信仰を裏付ける木簡が出土した。「觀世音經十巻記白也」という […]
2006年4月3日 / 最終更新日時 : 2006年4月3日 髭じいさん 髭じいさん 踏まれたり蹴られたり 我が家では、ずいぶん前から「踏んだり蹴ったり」という場面で、「踏まれたり蹴られたり」と言うことが多い。勿論、お客が居るようなシチュエーションでは「踏んだり蹴ったり」である。今となっては誰が言い出したのかは分からないが、こ […]
2006年3月27日 / 最終更新日時 : 2006年3月27日 髭じいさん 髭じいさん 悲しい話 十六世紀にさかのぼる。東氏は、承久の乱(1221年)での功績が認められ、新補地頭として郡上に入った。その後、土岐氏や朝倉氏などの攻撃に耐え、ほぼ三百年以上も郡上の中心域で有力であった。 越前朝倉氏の攻撃は脅威であったらし […]