2005年11月28日 / 最終更新日時 : 2005年11月28日 髭じいさん 髭じいさん 倭国と日本国 大げさに言えば、列島古代史の分岐点になるテーマである。皆さんは『旧唐書』という歴史書をご存知だろうか。 この東夷傳中に「倭國」条と「日本國」条が併記されている。「倭國」は後漢以後変わらず通交してきた国として、「日本國」は […]
2005年11月21日 / 最終更新日時 : 2005年11月21日 髭じいさん 髭じいさん 言い訳(3) 言い訳ばかりで、申し訳ない気持ちで一杯である。今度は、「一大國」が歴史学上でなぜそんなに大事であるか分からないし、些細なことではないか。また教科書で「倭の五王」が応神天皇から雄略天皇までに当てられており『宋書』に天孫族の […]
2005年11月14日 / 最終更新日時 : 2005年11月14日 髭じいさん 髭じいさん 白山奥院(5) 本丸に取り掛かろう。本居宣長翁をご存知だと思う。「大穴牟遲(オホナムヂ)」を「越南知(ヲナンチ)」「越南智」に遡るためには、どうしても彼の意見を無視するわけにはいかない。 彼の説を簡単に紹介しよう。『玉勝間』巻一の「音便 […]
2005年11月7日 / 最終更新日時 : 2005年11月7日 髭じいさん 髭じいさん 白山奥院(4) 「越南智」の「南」をもう少し検討したい。神様の話であるし、またパズルの重要な一片であるから、もう一歩進めざるをえないのである。 万葉仮名の例で言うと「神南備(カムナビ)」「甘南備」では「ナ」、「印南野(イナミノ)」では「 […]
2005年10月31日 / 最終更新日時 : 2005年10月31日 髭じいさん 髭じいさん ヤ行について 今回は、ヤ行について考えてみる。現在の仮名では、や-ゆ-よの三つが使われている。例によってヤ行をア行と対応させると、や-あ、ゆ-う、よ-おとなる。ただし、古く万葉の仮名では[ye]の仮名があった。「衣」がア行の「え」で、 […]
2005年10月24日 / 最終更新日時 : 2005年10月24日 髭じいさん 髭じいさん 古典のすすめ 若者の古典離れが耳に入る。彼等は忙しすぎるのかも知れないが、嘆くほどのことではあるまい。彼等も、気に入ったものに出会えば、いつでも古典に戻ることができる。 コラムを書くようになって、気づいたことが幾つかある。古典のすごさ […]
2005年10月17日 / 最終更新日時 : 2005年10月17日 髭じいさん 髭じいさん 泰澄は大長 「湯桶読み」というコラムで、「大長(ダイチョウ)院」の「大長」は「泰澄」ではないかと述べた。そのままにしておくのも腹ふくれぬから、ここで少しまとめてみよう。 延喜十三年(913年)に編纂された『延喜式』によれば、白山神社 […]
2005年10月11日 / 最終更新日時 : 2005年10月11日 髭じいさん 髭じいさん 湯桶(ゆとう)読み 湯桶読みと重箱読みの違いはご存知だろう。「湯」は「ゆ」で訓、「桶」は「トウ」という音で発音される。逆に、「湯」の音は「トウ」で「桶」の訓は「おけ」である。 これに対し、重箱読みは「重」が「ジュウ」で音読み、「箱」は「はこ […]
2005年10月3日 / 最終更新日時 : 2005年10月3日 髭じいさん 髭じいさん 人並みの愛情 嵐の二ヶ月であった。今年の夏のことである。普段は朝九時に起きれば早起きなのに、八時前にはしっかり目が覚める。孫を朝の散歩に連れて行くのが、すっかり日課になってしまった。何の拍子か、我が家に長逗留することになったからである […]
2005年9月26日 / 最終更新日時 : 2021年8月10日 髭じいさん 髭じいさん 墓の話 日頃中高年と話すことが多いからか、墓の話がよく出る。しかし、私には若い時から気になるテーマであった。 私は末っ子で家の後継ぎではないし、もう親もいない。流れ流れて郡上で暮らしているが、古くからここに住んでいる人にとっては […]