2024年4月1日 / 最終更新日時 : 2024年5月23日 髭じいさん 郡上の地名 ツクゼ 郡上美並の三戸(みと)にある小字である。カタカナ地名なので、恐らく地元でも意味が分からなくなっているのだろう。無論私も皆目見当がつかない。例によって生きているうちに何とかしたいという熱意は伝わるだろうか。 何とかヒントを […]
2024年3月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月26日 髭じいさん 髭じいさん 鶴沼 今回は趣向を変えて、題名に仮名をつけないまま書いてみようと思う。地名というのがどれほど読みにくいかを分かっていただきたい。鶴沼は白鳥の為真(ためざに)にある小字で、どうやら相当由緒のある地名らしい。読み方として、四通り示 […]
2024年3月4日 / 最終更新日時 : 2024年5月25日 髭じいさん 髭じいさん アジラ会津 何年も苦しんできた地名の一つである。小駄良筋の印雀(いんじゃく)辺りにあって、伝承もあるし何とかなるだろうと思っていたが、一向に糸口が見つからない。これまでの試行錯誤を見ていただくのも恐縮するので、これを機に少しばかり纏 […]
2024年2月19日 / 最終更新日時 : 2024年5月25日 髭じいさん 髭じいさん ソノ 寒くても二月の半ばまで来ると、暖かな日が混じって春近しを感じることがある。そろそろスギ花粉が飛び始めているらしく、変なくしゃみをする人が増えてきた。 題名を不信に思われた方がおられるのではないか。「ソノ」は八幡の野々倉に […]
2024年2月5日 / 最終更新日時 : 2024年5月26日 髭じいさん 郡上の地名 ウトフ 西和良に「ウトフ」という小字がある。なかなか糸口すら見つからない難解地名だ。カタカナで表記されているのは、もう地元の人もその由來がはっきりとは分からないという事だろう。私とて同じだが、長年取り組んでいると何となくヒントの […]
2024年1月22日 / 最終更新日時 : 2024年5月29日 髭じいさん 郡上の地名 穀見(こくみ) 前回に続き語尾に「見」がつく地名を取り上げる。深見(ふかみ)、更見(ふけみ)など殆んど「訓-訓」になるのに対し、穀見だけ「音-訓」の重箱読みになっているのが腑に落ちない。 もう少し整理しておくと、「セビガホキ」は「瀬見が […]
2024年1月15日 / 最終更新日時 : 2024年5月29日 髭じいさん 郡上の地名 続セビガホキ この前「セビガホキ」というテーマで、「セビ」は「セミ」だろうと書いた。このことに不満はない。「セミ」が「蝉」だとしても、現地踏査がままならないので歯痒い思いをしている。もやもやした気持ちを持ちながら生きるのもそれなりに面 […]
2023年12月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月30日 髭じいさん 郡上の地名 セビガホキ これが何のことかすぐ分かる人はすごい。郡上小那比にある小字だと言えば、「ホキ」が「歩岐」で川などに迫っている大きな岩だと郡上の人なら見当がつくかも知れない。それでも「セビ」はどうかな。 私は糸口さえ見つからず、皆目分から […]
2023年12月11日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 髭じいさん 郡上の地名 カタカナの地名 カタカナは漢籍や仏典を読むのにテニヲハや活用語尾などを送り、和語として読み易くするために使われてきた。近世、近代になると、ピアノやカルテなど、ヨーロッパなどの言語を借用するのに使われることが多くなった。これらの他にも、既 […]
2023年12月4日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 髭じいさん 髭じいさん 勝皿(かっさら)など この前、和良の語源を「蕨生(わらひふ)」とする点に触れたが、紙幅が足りず音変化について言及できなかった。今回はこれを補うと共に、傍証と見られる勝皿の例を取り上げてみたい。 「ひ」は「平(たひら)」が「たいら」になるなど「 […]